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CONSERVATION OF LEATHER and related materials

著者の「Marion Kite」は英国ビクトリア&アルバート美術館の

シニア・コンサーバター兼レザー・コンサベーション・センター長

「Thompson」は前レザー・コンサベーション・センターCEです。

そのおふたりが皮革とは何か、鞣しの歴史、劣化のメカニズム、試験法

皮革製品の修復方法、保存手当などを多くのカラー写真を使って

詳しく解説した1冊です。


CONTENTS

1, The nature and properties of leather

2, Collagen: the leather making protein

3, The fibre structure of leather

4, The chemistry of tanning materials

5, The mechanisms of deterioration in leather

6, Testing leathers and related materials

7, The manufacture of leather

8, The social position of leatherworkers

9, Gilt leather

10, Cuir bouilli

11, The tools and techniques of leather working:

      correct tools + skills = quality

12, General principles of care, storage and display

13, Materials and techniques: past and present

14, Taxidermy

15, Furs and furriery: history, techniques and conservation

16, The tanning, dressing and conservation of exotic, 

      aquatic and feathered skins

17, Ethnographic leather and skin products

18, Collagen products: glues, gelatine, 

      gut membrane and sausage casings

19, The manufacture of parchment

20, The conservation of parchment

21, Conservation of leather bookbindings: 

       a mosaic of contemporary techniques

22, The conservation of archaeological leather

23, Case histories of treatments


著者:Marion Kite & Roy Thompson

出版社:Butterworth-Heinemann

ISBN:9780750648813

発売日:2005年12月17日

寸法:253×195×27ミリ・346ページ

参考価格:$107.19 US


CONSERVATION OF LEATHER and related materials
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ピーター・カール・ファベルジェ

5月30日はインペリアル・イースター・エッグで有名なロシアの宝石商

ピーター・カール・ファベルジェの生誕166周年を記念したドゥードゥルです。

1846年5月30日ロシアのサンクトペテルブルグで生まれたファベルジェは

宝石商であった父の元で修行し、その後フランクフルト、ロンドン、パリにて

偉大な金細工職人の元で修行を積み、1882年には会社運営の全てを引き継ぎます。


1884年にロシア皇帝アレクサンドル3世に王室御用達の宝石商に任命され

この年に初めて王室の為のイースターエッグを完成させます。

金・銀・エナメル・宝石でできた素晴らしい卵をロシア王室は

友人や親戚にプレゼントしました。


ドゥードゥルはカラフルな細工が施されたイースター・エッグをモチーフに

デザインされています。


ピーター・カール・ファベルジェ
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ENCYCLOPEDIA OF RAWHIDE AND LEATHER BRAIDING

様々な革編みの技法を写真とイラストで分かりやすく解説しています。


CONTENTS

Making and Working Rawhide; Leather-braiding Tools

Twist Braids

Slit Braids

Flat Braids

Round Braids

Crocodile Ridge Braids

Square, Rectangular, Spiral, Twist Spiral, Oval and Triangular Braids

Buttons

Edge-Braiding

Buckle and Ring Coverings

Other Braided Coverrings

Handle Coverings

Hobbles

Turk's-heads

Braided  Knots

Lazy-Man Button and Pampas Button Knots

The Braiding Detective

Braided Appliques

Braid on Braid

Additional Projects and Examples


出版社:Cornell Maritime Press

ISBN:0870331612

発売日:1972年6月

寸法:234×160×40ミリ・528ページ

定価:$29.95 US



ENCYCLOPEDIA OF RAWHIDE AND LEATHER BRAIDING
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CONNOLLY

1878年に創立したイギリスのタンナー「CONNOLLY」社のカタログです。

以前にもCONNOLLYの本で紹介しましたが、1902年イギリス王室の戴冠式の際

馬車のシートにコノリー社のレザーが用いられ、その後もロールスロイスや

アストン・マーチン、ジャガーやフェラーリなどの超高級車の内装用皮革を

提供していることで有名になりました。

また名門ホテルの内装やクイーン・エリザベス鵺号、イギリス国会議事堂等でも

CONNOLLY社の革が使用されています。


CONNOLLY
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ソフト スノーカーフ

先日の仕入れで購入した革たちが届きました。

さあ頑張ってつくらないと! ^^


ソフト スノーカーフ01

そして2月にペリンガーの社長さんにオーダーした革がこの

「ソフト スノーカーフ」の D・ブラウンとグリーンです。

同社のシュランケンカーフをもっとねっとり柔らかくした肌触りで

擦ると手に吸い付く感じがなんとも言えず上品なクロム鞣し革です。

スノーカーフと言う名の通り、表面に出てきた油分がうっすらと白い粉を吹き

拭き取ると艶が出るその表情が独特な雰囲気を醸し出しています。

画像では色が明るくなりすぎて上手く表現できておりませんので

ご興味がおありの方は色や質感を確かめに是非アトリエまでお越し下さいませ。

お待ち申し上げております。


ソフト スノーカーフ02
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東京スカイツリー

仕入れの度に少しずつ高くなっていく様子を見守り続けてきた

東京スカイツリーが5月22日に開業しました。

浅草はすごい賑わいです!

賑わっていると言うことは当然レンタサイクルを利用する人も多いということで

この時は残り1台、危うく歩いて仕入れに回らなくてはいけないところでした。^^;

自転車に乗って行けば「東京ソラマチ」にもあっという間に行けるのですが

人混みの中に行く気力が湧かなくて、遠くから見上げるだけにしておきました。

もう少し落ち着いた頃に「すみだ水族館」にも行きたいな。

展望回廊に登れるのは何年後になるでしょう。。。


吾妻橋からのスカイツリー、とても綺麗でした。

この日のライトアップは江戸紫と金箔をイメージした「雅」

なんだか凄く未来的な雰囲気になりましたが、これはこれでまた良い景色です。


東京スカイツリー
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嬉しい再会

2月にペリンガーの社長さんとミーティングをした際にオーダーした革が

出来上がってきたとの連絡をもらったので、合わせて仕入れに浅草へ行ってきました。

革はたくさん仕入れて来たので、届いたらまた改めて紹介するとして

今日はすごい再会があってとっても嬉しかったのでそのご報告です。


革屋さんに向かっている途中、隅田公園内にある「平成中村座」の劇場横を通ったら

ちょうど中村七之助さんが裏口から出てきたところで、しばらく並んで歩きました。^^

七之助さんの出演している歌舞伎は何度か観ているので再会と言えば再会ですね。

いやいや、とっても嬉しかったのは七之助さんに会った事ではありません。


革屋さんへ来る度に、斜め向かいにあった「吉田鞄」の創業者、吉田吉蔵さんの

工房の前を通るので吉蔵さんとお会いした時のことをいつも思い出します。

今も同じ場所で吉蔵さんのお嬢様の野谷久仁子さんが作業していることがあると

お聞きしていたので、またお会いしたいなぁ〜とずっと思っていたのですが

1階にあった工房の建物は建て替えられ、いつもシャッターが閉まっていて

工房がどこにあるのか外からでは分からないんです。

今日もシャッターは閉まっていたのですが、不思議となぜか会える様な気がして

建物の入り口がある路地に入ってみたら、前から野谷さんが歩いて来るではないですか!

私の人生はいつも必然の偶然の運命の中で生きていると思っているので

こういった偶然の出会いはよくあることなのですが、この再会は嬉しかった。


野谷さんも突然の再会に驚きながらもとても喜んでくださって

2階にある工房に招いてくださいました。


嬉しい再会01


初めてお会いした約20年前には、私と同じ歳の野谷さんのご長男が

ちょうど手縫いの勉強を始めた頃で、これからお互い頑張っていきましょうと

誓い合った仲でしたが、とても悲しいことに数年前他界されてしまいました。

その時のことをお話してくださり、きっと本人も野谷さんも無念だっただろうと

心が痛くなりましたが、工房には静かに手縫いをする次男さんがおられました。

次男さんは鞄づくりを仕事にする気はないとおっしゃっていましたが

できれば野谷さんの意志、ご長男の遺志、吉田吉蔵さんの「一針入魂」の想いを

継いでいってほしいな…と思います。


嬉しい再会02


野谷さんとお会いしたのは十数年ぶりだったので、思い出話やこれまでのことなど

話しは尽きませんでしたが、しばらくするとお客様がいらっしゃったので

お邪魔にならないようにお暇してきました。

もう工房の場所は分かったので、これからはいつでも行けます。^^

それどころか、いつもシャッターが閉まっていた1階のスペースに

吉田吉蔵さんが残した手縫いの鞄達を展示する計画があるそうです!


とても未熟な私のつくった鞄を見て褒めてくださり、手縫いを教えてくれようと

してくださった吉蔵さんの想いは、誇りとして私の中に生きています。

あの時の情熱や感動が詰まった吉田吉蔵さんの鞄をまた見られた時には

原点に帰り初心を思い出させてくれる素敵な瞬間になることでしょう。

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大江戸骨董市

今月はGWがあったので教室の日を第2・4週に変更しました。

と言うことは第1・3日曜日に開催されている大江戸骨董市に行ける!

しかも20日の骨董市には、先月遊びに行った鎌倉の「IGLOO」さんも出店予定。

いつもは教室の週と同じ週にしか開催されていないので滅多にいけないのですが

「IGLOO」さんも久しぶりの出店と言うことで、他にも都内に用事があったし

大江戸骨董市に合わせて出掛けてきました。

凄い賑わい!


大江戸骨董市01


久しぶりの大江戸骨董市なのでゆっくり見て回りたかったのですが

行く時間が遅くなってしまい、少しずつ片付け始めているお店もあったので

慌ててぐるっと見て回りました。

気になるものがいっぱいあったのですがゆっくり見ている時間がない...。

う〜ん、失敗。^^;


以前「IGLOO」さんが大江戸骨董市に出店していた時には

なかなか見つけられず彷徨いましたが、今回はすぐに見つけられました♪

予告なしで行ったのですごくビックリしていておかしかった〜。^^

骨董市に初めて出店している姿を見た頃より、すっかり慣れた様子で

もう立派な骨董店主になっていました。

お母さんになってますます逞しくなったような気がします。


大江戸骨董市02


そうこうしているうちに片付ける時間になったので、一緒にお茶して帰ってきました。

次に大江戸骨董市に来られるのはいつになるか分からないけど

その時にまた「IGLOO」さんも出店してたら嬉しいな。^^

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ロバート・モーグ

5月23日はシンセサイザーの開発者、ロバート・モーグの生誕78周年を記念した

ドゥードゥルになっています。

1934年5月23日ニューヨークで生まれたロバート・モーグ(Robert Moog)は

ブロンクス科学高校を卒業後、ニューヨーク市立大学クイーンズ校で物理学を

コロンビア大学で電気工学、コーネル大学で機械物理学を学び、1964年(30歳)

電子楽器テルミンを元にモーグ・シンセサイザーを発明しました。

1968年(34歳)に鍵盤一体型のポータブルシンセサイザー「ミニモーグ」を

1973年(39歳)に和音も出すことの出来るシンセサイザー「ポリモーグ」を発表

以後70年代にかけて数々のシンセサイザー、電子音楽装置を開発して

多くの一流アーティストに愛用されました。


ドゥードゥルはそんなロバート・モーグが作ったコンパクトなシンセサイザー

ミニモーグがモチーフになっています。

鍵盤を押すと音が鳴る様になっていて、ダイヤルを操作すると音が変化します。

また、右の再生、停止、録音ボタンを押すと、音が録音、再生出来るという

遊び心溢れる仕様となっているので楽しんでみてください。


ロバート・モーグ
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自然の神秘

一生に一度観られるかどうかの奇跡の天体ショー皆さん体験できましたか?

曇りの予報が心配でしたが、曇りと言っても薄〜い雲、天に願いが通じました。

さすがの晴れ男♪

絶対に観られると信じて昨年にはもう用意していたアイソテックの日食メガネ


金環日食00


メガネを通すとこの様に観えました。神秘的でしょ♪ AM 6:55 の日食


金環日食01


太陽が少しずつ隠れて綺麗な金環食になってゆく様子です。

左下からAM 7:00 → AM 7:15 → AM 7:25 → AM 7:32 → 

AM 7:34(食の最大ど真ん中)→ AM 7:36 → AM 7:45

食の始まり(AM 6:19)から食の終わり(AM 9:02)までの約3時間

もうとっても神秘的でワクワクドキドキ、あっと言う間の3時間でした。


金環日食02


同時にこんな観察もしました。

型紙にポンチで抜いた『GO』の文字、どんな風に影ができるか楽しみです。^^


金環日食03


これがAM 7:15 の時の影の様子です。

上の実際の太陽の影の出来方(左から2番目)と逆に見えるのが分かりますか?

神秘的でしょ〜不思議でしょ〜!ピンホールカメラと同じ原理ですね。


金環日食04


ちょっと見にくいですが、これがAM 7:34 金環日食時の影の様子です。

見事に太陽の光が輪っかになっていました。感動です。

少し開ける穴が大きかったのか、紙を壁に近づけ過ぎると光は欠けずまん丸で

少し離れたところから壁に影を映さないと光の影ができないので

光がぼやけてしまいました。不思議ですね。


金環日食05


この様な感じで充分楽しめたので、あとの食の終わりまではあられと遊ぼうと

あられにも太陽の光の欠けた「GO」の文字を見せてあげました。

すると『わぁ〜、なんで丸いの欠けてるの〜、凄い凄〜い!』と手で

一生懸命押さえようとしていました♪


*本当は動く光が気になって追いかけているだけです。(笑)

金環日食06


こんな奇跡の天体ショーもあられにとってはいつもの日常

光を追いかけるのにも飽きてポカポカベランダで眠ってしまいました。^^


金環日食07


生きているうちにはもう観られないかもしれない金環日食を体感できて

とっても貴重な1日になりました。もう少しあたりが薄暗くなるのかな?と

思っていましたがそんなに暗くはならないんですね。

あんなに隠れているのに暗くならないなんて、太陽のエネルギーは偉大です。

日本で観られる次の金環日食は2030年6月1日の北海道!行っちゃおうかな〜♪

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Designer Leathers GO

0002213.jpg 手縫い鞄のオーダーメイド工房 『Designer Leathers GO』の鞄職人GOです。 制作風景や愛猫のことなど日常感じた日々の出来事を記しています。

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