古山浩一さんのイベントをもう一つ。
2012年3月1日(木)〜7日(水)丸善日本橋店 3FギャラリーAにて
「第3回 丸善 世界の万年筆展・古山浩一 万年筆絵画の世界展」が開催されます。
日によって「トークショー&サイン会」や「万年筆画教室」や「実演萬年筆画」などの
楽しそうなイベントがいろいろ行われるので、こちらもご興味のある方はぜひ。
万年筆画家の古山浩一さんから「第3回 獺祭展」の案内をいただきました。
独特の世界観でとっても素敵な作品を描かれる古山さんは鞄の収集家でもあり
鞄への熱い想いを語り合うのも楽しい方です。
今回の在廊中、希望者には1万円で似顔絵も描いてくれるそうですので
興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ。^^
獺祭というのはカワウソがとってきた魚をすぐに食べずに
自分のまわりに並べている様子を言ったことばです。
私もすこぶる絵が売れずそれをウナックに並べているのが今回の展覧会です。
〜案内状より〜
2012年2月12日(日曜)〜 2月26日(日曜)
午前10時〜午後6時会期中無休
12(日)・13(月)・17(金)・18(土)・25(土)・26(日)在廊
ウナックサロン / 東京都港区麻布台1-1-20 麻布台ユニハウス112
TEL / 03-3585-7069
商品を発送するために郵便局の窓口へ行くと長い列ができていました。
列んでいる時間が手持無沙汰だったので軽くお財布の中身を整理していたら
ずいぶん昔にいただいた「ふみカード」を見つけました。
ラッキー♪と思って意気揚揚と支払いの時にふみカードを出すと
窓口のお姉さんは少し戸惑いながら「ふみカードはもう使用できなくて
カードの払い戻し期限も過ぎてしまいました。。。」ですって。
思わず「えー、そんなことあるんですかー?」と問いただしてしまいました。
みなさんご存知でしたか?
知らなかった私がいけないのでしょうか…。
なんだか腑に落ちない気持ちで帰ってきてから、ネットで調べてみると
利用停止は平成18年の9月30日。 ^^; そ・そんな前だったんだ・・・。
それよりショックなのが払い戻し期限がなんと昨年の9月30日まで。。。
う、ほんの4ヶ月前だ・・・。
なんでもう少し早くふみカードの存在に気がつかなかったんだろう。
いつどこで誰から頂いた物かも忘れていたぐらいだから仕方がないのだけれど
とっても損をした気分になってしまいました。
それと同時に心配になったことが、お財布の中に一緒に入っていた
テレホンカードやQUOカードの存在。
まさか!と思って調べたら、これらはまだ利用停止の予定はないみたいで一安心。
携帯電話を持っていない私にはテレホンカードは必需品 ^^
と言っても最近公衆電話を見つけるのが大変なんですけどね...。(笑)
でもこれだけ携帯電話が普及していたら、テレホンカードも遅かれ早かれ
利用できなくなってしまう日が来るのでしょう。
また気がついたら払い戻し期限終了になっていないように気をつけないと。。。
フィオッキのホックを使用して、5年前にオーダーで制作させて頂いた
カード入れ付き小銭入れの、被せ部分のステッチがほつれてしまったため
縫い直しの修理をさせて頂きました。
下の写真は完成直後のもので、使用皮革はイタリア産ブッテーロのオレンジです。
パンツのポケットに入れてご愛用頂いているとのことで、どうしても摩擦の激しい
かぶせ部分のステッチが擦り切れてしまいました。
角も負担が大きそうですが、かぶせ以外のステッチは全く問題ありませんでした。
摩擦の多いパンツのポケットに入れてご使用になられる場合は、麻糸ではなく
摩擦に強い化繊の糸で縫っても良いかもしれませんね。
個人的には、植物のタンニンで鞣された革には天然の麻糸が合うと思っているので
タンニン鞣しの革で制作する際にはアイリッシュ・リネンを使用しておりますが
ご希望がございましたら化繊で手縫いする事もやぶさかではございません。
雰囲気を優先するか、丈夫さを優先するか、悩ましいところです。
どちらにいたしましても、ご愛用頂いているうちに何かしら修理の必要な箇所が
出てきましたら、私の手が動くうちは責任を持って修理いたしますので
安心してご使用くださいませ。
普段とくべつお手入れはしていないと言うことでしたので
表面をクリームで磨いて、コバを少し磨き直してお返し致しました。
また5年後ぐらいでしょうか、ステッチが擦り切れるまで使用したら
今度は同じ物を改めてオーダーしたいとおっしゃっていただきました。
長くご愛用頂き、また新しくつくらせていただける喜び、心から感謝致しております。
今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。
尾錠屋さんでは細かい金具類の仕入れをしました。
その中でひとつご報告、イタリアの「FIOCCHI」のホックがなくなります。
正確に言うとドイツに本社をもち400年の歴史がある「Prym(プリム)」に
フィオッキ社が買収されたので、これまでの「FIOCCHI ITALY」の刻印が
「PRYM ITALY」に変わるということ。
技術や品質もそのまま引き継がれているはずなので、今のところこのホック自体が
なくなるわけではありませんが「FIOCCHI」のロゴが好きだという方は
国内にある在庫がなくなる前に購入しておいた方が良いかもしれませんね。
私は品質が良ければロゴはとくに拘りませんが、結構な数の在庫があるので
切り替わるまでには数年掛かりそうです。^^
しかしイタリアのこの景気の悪さは大丈夫なのでしょうか。。。
ユーロ安で欧州の物を仕入れるのには助かるけど、このまま不景気が続いて
イタリアの国自体がダメになり、タンナーさんや金具屋さんまで潰れないか心配です。
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