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乾燥
およそ10日間自然乾燥されます。
製品の一部はヌメ革としてこの後計量し出荷され
その他はこの後用途に合わせ、染色・レタン・加脂を行います。


乾燥
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セッター
革の乾燥工程の前処理として、加脂後の湿潤状態の柔らかい革の
しわなどを伸ばして表面を平滑にするとともに形を整える作業です。
複数のローラーで革をはさむ様にして、中央からV型に左右両側に
らせん状の鈍刃もつローラーで銀面をさばく様に伸ばしていきます。


セッター
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ドラム
水づけから染色、加脂に至る各工程で用いられる太鼓型回転容器です。
また乾燥革を柔軟にするための空打ちに用いられることもあります。
通常木製で、ドラムの内壁に内容物をより効果的に撹拌させるための
「ダボ」と呼ばれる長さ10センチ程の棒状突起、または棚が装備されています。
ドラムを一方向に回していると、このダボに革が絡むため
定期的に逆回転させて絡んだ革を解きながら作業します。


ドラム
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加脂
加脂とは革に油剤を施す作業です。
この作業では、ドラム内で革をかき混ぜながら
使用する目的に応じた柔軟性、触感、光沢、耐水性を
付与することが主な目的です。


加脂
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水絞り
タンニン樹液に漬け込まれた革は、再度洗浄されてから
サミングマシーンにより余分な水分が除かれます。
膨潤革を回転するフエルトのロールで革の肉面から圧しつけ
革から絞り出された水分はフエルトに吸い取られて脱水効果をあげます。
一言で簡単に言うと延伸しながら圧搾して脱水する作業です。


水絞り
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植物タンニン槽鞣し2
タンナーは生皮や様々な薬品を使用しているため
独特な臭いがあり、ダメな人はダメかもしれませんが
私は意外と嫌いじゃないです。(笑)
今まで数軒のタンナーさんにお邪魔した事がありますが
臭いところは物凄く臭く我慢できなくなる程のところもありました。
栃木レザーさんはあまり臭いがきつくなかったので
排水処理などにもきちんと気を使っているのでしょう。


植物タンニン槽鞣し2
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植物タンニン槽鞣し
植物タンニン溶解液の入った槽に、吊り下げた状態の皮を浸して鞣す方法。
古くから行われていた鞣し方法で、植物タンニン鞣しによる革は
クロム鞣し革と比較して堅ろうですが、伸びおよび弾性が少なく
可塑性(かそせい/変形しやすい性質)があり成形に適しています。
またタンニンの皮への浸透が遅いため、クロム鞣しに比べて鞣しに時間が掛かります。
通常、ピット槽を持ったタンナーでも時間短縮の為にドラムで軽く前鞣しをしてから
ピット槽に漬ける方法をとっているところが多いのですが、栃木レザーさんでは
約1ヶ月をかけて160ものビット槽に、薄いタンニン槽から濃いタンニン槽へと
順次漬け込んで鞣していく、とても手間と時間のかかる方法で皮を大切に鞣していました。


植物タンニン槽鞣し
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植物タンニン溶液準備段階
植物より抽出したタンニンを主成分とする鞣し剤。
通常、ワットル・ケブラチョ・チェスナットなどの植物から抽出した
タンニンの抽出液を濃縮し、エキス状に乾燥したものを植物タンニンエキスといいます。
栃木レザーさんのタンニンは、ブラジル産のミモザという
タンニン樹液が用いられているそうです。


植物タンニン溶液準備段階
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酵解
酵解とは柔軟で伸びがあり銀面が平滑できれいな革にする為に
皮を酵素処理する作業でベーチングともいいます。
石灰漬け脱灰のすんだ皮に酵素剤を作用させて
皮に残存する毛根・タンパク分解物・脂肪などを
さらに分解して除去します。
脱灰と同浴で同時にまたは引き続き行う事が多いです。
昔は鶏糞や犬糞の発酵液に石灰漬け皮をつけて行っていましたが
現在では豚や牛のスイ臓から得られる細菌や糸状菌の産生する
タンパク分解酵素がベーチング剤として市販されているそうです。


酵解
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脱灰
脱毛・石灰漬け後のアルカリ性で膨潤した皮を
酸または酸性の塩で中和し、皮に結合・沈着している
カルシウムを可溶化して溶出除去する作業です。
脱灰することで皮の膨潤はなくなり元の状態になります。


脱灰
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Designer Leathers GO

0002213.jpg 手縫い鞄のオーダーメイド工房 『Designer Leathers GO』の鞄職人GOです。 制作風景や愛猫のことなど日常感じた日々の出来事を記しています。

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