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クリップ部分の溝彫り
絞った表裏の革が充分に乾いたら型から外して
ペンクリップ部分の細工をします。

万年筆愛好家のオーダー主様に伺ったところ
万年筆を挿している時は出来る限りクリップが広がらず
クリップに負担が掛からない状態が好ましいとのこと。
極端に言えばワイシャツの胸ポケットの布1枚分とか。
さすがに革をそこまで薄くすると弱くなってしまいます。
一般の万年筆ケースなどでよく見かけるのは
クリップ部分だけ薄い別の革に切り替えて縫い付ける方法ですが
それでも切り替える為には逆に厚みがないと弱くなってしまうので
どうしたら良いものかとあれこれ悩んだ結果たどり着いたのが
丸刀で溝を掘るこの方法。
この方法であればクリップの玉の形で薄くできるので
薄くする革の負担が少なくてすみます。
また、薄くあってほしいのは挿す時の入り口と
奥まで挿しきった時の玉のポジション部分なので
手で漉き加減を調整し、それ以外は厚みを残すことも可能です。
絶妙な漉き加減に調整するのは難しいですが
万年筆の抜き差しに負担が少なくスッキリできたと思います。


クリップ部分の溝彫り
| GO | 03:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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0002213.jpg 手縫い鞄のオーダーメイド工房 『Designer Leathers GO』の鞄職人GOです。 制作風景や愛猫のことなど日常感じた日々の出来事を記しています。

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