ハンドル製作1
2015.02.03 Tuesday | category:制作工程・細マチ口枠鞄
ハンドルの中に入れる芯は革を重ねたものを削り出して形成しています。
どのくらいの厚さの革を何枚重ねるか、革の種類によっては銀面をどれだけ残すかで
持った時の柔軟性が変わるので、ハンドルのタイプによって厚さや枚数は毎回違います。
以前にも書きましたが、芯がカラフルなのはこの地味な作業を楽しむ為の隠れたお洒落です。
出来上がったら見えなくなってしまう芯ですが、普通にただ革を貼り合わせて削るより
削る作業もワクワク楽しめる様に色んな色の革を貼り合わせて削っています。^^
何十年か経ち私が亡くなった後もこの鞄は生き続け、ハンドル修理で持ち込まれた
どこかの町の鞄職人が巻いている革を剥いだ時、中からカラフルな革の芯が出てきら
きっと笑顔になるだろうな〜と、そんな想像をしながら私も笑顔です。
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