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本の革の話

装幀製本に使う造本皮革を専門に扱ってきた著者ならではの切り口で

なかなか勉強になるおもしろい本です。

この本自体もインド産のゴート革で装幀されています。

それから山羊革と羊革の染革見本が入っていて比べられるようになっています。


柄にもなく私がこうした本を書きましたのも、だいたい皮革に関する本が少なく

まして本の装幀用の革となると1冊もなく、そうした知識の不足から期待はずれの

結果となり、革を使った装幀の価値まで誤解されることをよく聞くからであります。

たとえば装幀用の皮革で革のもつ特製をいちばん生かせるのは山羊革ですが

価格の関係からわが国では羊革が多く使われているのです。

しかも山羊にしろ羊にしろその良否が外見だけではわからないことで

これはどうしても需要者の方々に装幀用皮革の良否判別の知識をもっていただく

ことになるわけです。

そうしたことであえて本書をつくったのですが、これはまた私の革ひとすじに

50何年も生きて来たことの一区切りのまとめの記念でもあります。

(ごあいさつのコトバ)より


編著者:小林栄一郎

出版社:小林栄商事

ISBN:B000J9CPBE

発売日:1969年2月1日

寸法:152×110×17ミリ・220ページ

非売品


本の革の話
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0002213.jpg 手縫い鞄のオーダーメイド工房 『Designer Leathers GO』の鞄職人GOです。 制作風景や愛猫のことなど日常感じた日々の出来事を記しています。

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