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カンブリア宮殿
11月20日にテレビ東京で放送された「カンブリア宮殿」の内容は
産業再生機構の支援を受けた41件には何か共通点があったのか。
産業再生機構に集まった再生請負人がいかにして
オーナーの放漫経営、多角化の失敗、不動産投資の失敗など
様々な理由で破たん寸前だった企業をよみがえらせたのか
というものでした。
その産業再生機構の支援を受けた41件の中に、昭和12年創業の
タンニン鞣しでは国内シェア8割を誇ってきた「栃木レザー」もありました。
皮革製造のほか本業とは関係のない結婚式場や自動車教習所など20社に手を広げ
結果的にはグループ全体で大きな負債を抱えてしまったタンナーです。
皮革製造は赤字ではなかったけど、グループ全体の負債の為
長年工場に必要な設備投資は全くされず、壁はボロボロ
雨の日は雨漏りしている状態の中、革の上にビニールシートがかけてあるだけで
雨漏りを直そうともしていなかったそうですが、そんな環境の中でも革を鞣す従業員は
真剣に黙々と働いていたそうで、その姿を見た産業再生機構の請負人は
この会社はまだ大丈夫、この従業員の方々だったら会社を再生させる事が出来るだろうと
支援を決めたそうです。
驚くことに、支援が入るまでは鞣しの職人集団の中に数字の管理という概念が全くなく
作ったら作っただけ、棚卸しもせず会議もなく、問題点の話し合いもなかったそうです。
それが今では毎週会議を開いて、問題点ごとにチームがあり改善方法を話し合って
良い革を作りたいという意識を持った若い職人達が育っているようです。
鞣し風景を見る限り、ドラムで鞣すのではなく、きちんと1ヶ月かけて
濃度を変えたタンニン溶液に満たされたピット(槽)に革を漬け変え
1枚1枚丁寧に鞣しているので、綺麗な良いヌメが出来ているんじゃ
ないかなぁ〜と感じました。
なかなか国産の渋革を扱うことはありませんが、今度機会があったら
栃木レザーの渋革も実際に手で触れて見てみたいと思います。

*画像は皮革技術センターのドラムで鞣しを体験した時のものです。


カンブリア宮殿
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0002213.jpg 手縫い鞄のオーダーメイド工房 『Designer Leathers GO』の鞄職人GOです。 制作風景や愛猫のことなど日常感じた日々の出来事を記しています。

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