現存する世界最古のツタンカーメンの手袋や大石主税の手袋など
美術館に収蔵されているような手袋の他、流鏑馬の手袋や庭師の手袋など
様々な用途の手袋を時代考証や使用目的などの解説をつけて紹介する一冊です。
いつか手と手袋の本を作りたい。
そのために手と手袋についてもっと勉強したい。でも現実は手袋のデザインをし
手袋を作り、手袋の店を存続させることで精一杯の明け暮れです。
店が10年目を迎える節目に、手については無理でも、手袋の小さな本をと
思い立ちました。
〜あとがきより〜
著者:福島令子
出版社:暮らしの手帖社
ISBN:4766001230
発売日:2005年11月15日
寸法:215×155×12ミリ・87ページ
定価:1800円+税
福島令子さんの作られた素敵な手袋の写真集です。
"MANI" は "手" のイタリア語 "MANO" の複数形、娘青衣子が小さい頃、百人一首の
"此の度はぬさも取りあへず手向山紅葉のにしき神のまにまに" の "まにまに" の
ひびきが気に入っていたのを思い出して MANI MANI としました。
私の手袋作りは多くの手に支えられています。革を作るて、高度な縫製技術で
私のイメージを実現する手、そしてその手袋を使って下さる手。
手袋のおかげで私の人生は何倍も豊かになりました。
手袋は創作の対象としても無限の可能性を持っています。
それなのに世界中を捜しても手袋の美しい本はなかなかみつかりません。
手と手袋に愛をこめて本を作りたいとの想いがふくらんで、いまその夢が実現します。
〜あとがきより〜
著者:福島令子
出版社:用美社
ISBN:4946436308
発売日:1994年4月8日
寸法:217×156×16ミリ・120ページ
定価:2800円
遊び心のある手袋を作られる福島令子氏の一冊、分かりやすく丁寧に書かれています。
学生時代に上野の博物館で催されていたツタンカーメン展へ行き
そこに飾られていた亜麻性の手袋が、今脱いだばかりのような形で
持ち主の体温さえも感じられたことが手袋に心惹かれた切っ掛けになったそうです。
その後の1975年、昨日紹介した「Make Your Own Gloves」の著者
グエン・エムリン・ジョーンズの元、英国のレクサムで革手袋作りを学ぶことになります。
P.10, 私の手袋物語
P.12, 革について
P.14, 道具について
P.16, (基本編)型紙を作る/革を裁つ/縫う/型紙の補正
P.28, (応用編)カフスの処理/構造のバリエーション
/材料のバリエーション/装飾のバリエーション
P.40, 友達のために作ろう
P.50, 手袋作りの仲間
P.54, 型紙
P.62, 手袋の手入れ/あとがき
著者:福島令子
出版社:山海堂
ISBN:4381070763
発売日:1988年12月1日
寸法:246×187×13ミリ・112ページ
ここからは革の手袋のつくりかたを指南する書籍で、パターンもついています。
本格的な手袋の教科書ですが英文なので理解するのが難しいですね。。。
Introduction
1, History
2, Leathers
3, Tools and Materials
4, Preparation
5, Placing the Pattern
6, Marking the Pattern and Cutting
7, Cuff Finishes
8, Stitching
9, Making up
10, Thumb and Thumb-hole
11, Fourchettes
12, Closing the Glove
13, Double Fourchettes and Quirks
14, Buttoned Gloves
15, Lined Gloves
16, Working with Fur
17, Fur-backed Gloves
18, Care of Gloves
Books and Suppliers
Patterns
Index
著者:Gwen Emlyn-Jones
出版社:G. Bell and Sons, Ltd
ISBN:0713517735
発売日:1974年2月
寸法:256×183×8ミリ・63ページ
定価:1500円
BAD 25th Anniversary Edition
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