昨年の10月に MeiSi(Shenzhen Minglang Textile Technology Co., Ltd.)の
社長から「弊社は super fine という高品質の麻糸を作っているファクトリーですが
よかったら是非使ってみてくれないか」とコンタクトがありサンプルの麻糸をたくさん
贈っていただきました。
届いた麻糸を使ってみると、とても滑らかで均一で強度があり素晴らしいの一言。
フランスの Fil au Chinois “Lin Cable” は淡い色合いで自然な雰囲気が麻糸らしく
上品な佇まいが良いのですが、糸の太さが不均一なので丁寧に縫っても、縫い目が不均一に
なってしまうので、縫い目が気にならないくらい魅力的なものを作らなければいけません。
これまで日本の麻糸は勿論、Amy Roke や Yue Fung などの麻糸を使ってきましたが
それらと比べてもクオリティの高さが全然違うので、今後はこの MeiSi の super fine を
メインに使っていきたいと思い、MeiSiの社長に他の麻糸との違いや拘りなどを色々と
質問してみました。すると驚く事に Amy Roke や Yue Fung は MeiSi の会社で
作られている麻糸なんだとか。そして MeiSi の super fine は Yue Fung の麻糸より
原料が良く、ワックスをかける回数が多く、ブラシを回して連続的に磨いて太さを均一にし
ミシンにもかけられる程のクオリティで作っているんだと自信を持って話してくれました。
もう MeiSi の super fine を使わない理由はない、という事で直ぐに麻糸の棚の中身を
入れ替えました。そして私の友人が運営しているレザークラフトツールのお店
Global Highend Tools+ の Iwa さんに、オンラインショップで是非 MeiSi の
super fine を取り扱ってほしいとお願いしました。ですがもう既に Amy Roke と
Yue Fung の麻糸を取り扱っているので、さらに新しい麻糸を増やすのは難しいとの返事。
それでも諦めきれない私は、自分のロゴを入れるとか、あの手この手で口説き落とし(笑)
何とか Global Highend Tools+ と Shenzhen Minglang Textile Technology
Co., Ltd. を繋ぎ合わせ、Global Highend Tools+ が MeiSi super fine の
日本総代理店契約を結んだのでありました。
Global Highend Tools+ には大きな負担を与える事になってしまい申し訳ないのですが
とにかく私は良い道具や素材が安定的に入手しやすくなることが願いなので
それが他のレザークラフター達の為にもなっていると信じています。
これからも良い道具、素材を見つけたら Global Highend Tools+ に売り込みます!^^
宮古島でレザークラフトの道具を販売されている6T leather worksさんからもう一つ
BANOWN・バーノン(レザーケアオイル)First Production presents を
いただきました。
このレザーケアオイルは馬のたてがみの下の”コウネ”と呼ばれる脂肪から抽出・精製された
1頭の馬からごくわずかしか取れない貴重なコウネを100%使用したという最高級の
無添加ホースオイルだそうです。貴重なものをどうもありがとうございました。
大切に使わせていただきたいと思います。
宮古島でレザークラフトの道具を販売されている6T leather worksさんから
使ってみてください!と宮古島産のオーガニックビーズワックスをいただきました。
西洋蜜蜂が百花蜜を集めた蜜蝋という事なので、採れる時期によって色は変わると思いますが
今回いただいたものはかなり濃い色の蜜蝋ですね。
蜜蝋自体の色が濃いので、薄い色の糸には引きにくいですが、コバの磨き用としては
私は好みの硬さで良いと思います。遠慮なく使わせていただきますね。
蜜蝋はほんと良い香りですね〜。どうもありがとうございました!^^
時計の時針と分針のように2つのダイヤルを回して鍵をロックするタイプの錠前です。
ナンバーは一般的なアラビア数字ではなくローマ数字にしました。
つくりがしっかりしていて重厚感があってとにかく格好良いですね。
CH1WF4 lock roman numberの最後は高級装飾にも使われるルテニウムメッキです。
黒っぽい濃いグレーの雰囲気がとても格好良く高級感があったので一目惚れでオーダーしました。
こういっためずらしい色の錠前を使って鞄をつくる時に困るのが他の付属品で合うものないと
いうことですね。と言うことで一緒に手カンと押さえもルテニウムメッキでつくっておきました。
CH1WF4 lock roman number は以上3種類です。
⇒ J (12/29)
⇒ GO (10/30)
⇒ fu (10/29)
⇒ robert Pimenta (07/17)
⇒ GO (11/22)
⇒ けろ (11/15)
⇒ GO (07/30)
⇒ First Production (07/29)
⇒ GO (07/02)
⇒ tys (06/30)