生徒さんのご希望で仕入れたイギリス CHARLES. F. STEAD社 の ”KUDU” です。
この革は南アフリカで食用に狩猟された天然のアンテロープを原料に、英国でクロム鞣しを
施した個性あふれる革です。大自然のブッシュを駆け回っている為、銀面には数多くの
擦り傷が見られますが、その傷自体がデザインの一部になって個性的な魅力を発揮しています。
さらに銀面を丁寧に擦りWAXで仕上げることで、荒々しい野性のアンテロープが上品な
雰囲気も醸し出してくれています。
普段のオーダーの仕事ではなかなか手を出さないワイルドな表情のアンテロープを
生徒さんがどんなトートバッグに仕上げてくれるのか楽しみです!^^
それと長年気になっていた事で、21年前に革屋さんから”Hキッド”という名前で購入した
お気に入りの山羊革があるのですが、その頃はALRANというタンナーの名前も知らなくて
その革屋さんでは似たようなタンナーの名前で販売されていました。
月日が経ち、フランスにALRANと言う凄く素敵な山羊革をつくるタンナーがある事を知り
私が持っている”Hキッド”もALRANの革なのではないだろうか…と思うようになっていました。
そのことをふと思い出し聞いてみたら、やはりちょうどその頃の数年間、その革屋さんと
取引があったと言うことで、その革の写真を見たら分かると思うから送ってくれと。
ジェロームさん、この革ですがこれはALRANの革ですか?
もしそうだとしたら何という名前の革ですか?
イギリスのリーズで1904年創業の老舗タンナー CHARLES F. STEAD社が製造する
スエード革(Super Buck)です。Super Buckとは牡鹿のスエードの事で
ヌバックのように毛足が短く表面のキメの細かさが特徴の上質な革です。
兵庫県姫路市にある坂本商店さんが作る”姫路黒桟革”
国産黒毛和牛を使用して日本古来の伝統技法であるなめしの技術と漆塗りの技術を
融合させ、革の表面に小さなダイヤの粒を散りばめたような輝きを放つことから
”革の黒ダイヤ”との異名を持つ姫路黒桟革です。
摩擦にも強く現在では剣道の胴胸などの武道具に使われ、戦国時代には大将クラスの
甲冑に使われていたと言われるこの姫路黒桟革はとても丈夫で美しい革です。
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